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Amコードの押さえ方を完全ガイド!初心者がきれいに鳴らすコツと練習法

目次

ギター初心者が知っておきたいAmコードの押さえ方と基礎知識

ギターを始めたばかりの方にとって、Amコードは最初に覚えると演奏が一気に楽しくなる和音です。まずはその特徴や基本を知っておきましょう。

Amコードとはどんな和音か

Amコードは「エー・マイナー」と呼ばれる和音で、優しい響きや少し切ない雰囲気を持っています。ギターの練習曲やポップスでもよく登場するため、早い段階で押さえ方をマスターすることが大切です。

このAmコードは、A(ラ)の音を主音として、そこにC(ド)とE(ミ)という音を組み合わせています。マイナーコードと呼ばれる理由は、3度の音が通常より半音低くなっていて、明るいAメジャーと比べてしっとりしたサウンドになるためです。

AmとAメジャーの違い

AmコードとAメジャーコードは混同しやすいですが、響きや押さえ方が異なります。Aメジャーは明るくはっきりした音色ですが、Amは少し暗めで落ち着いた印象です。

指で押さえる位置も少し違いがあります。Aメジャーは2フレットに人差し指・中指・薬指を並べて押さえますが、Amは人差し指が1フレットに移動し、中指と薬指は2フレットのままです。図や表で違いを確認しながら練習するのがおすすめです。

コード押さえるフレット位置音の特徴
Am1・2・2フレットやや切ない
Aメジャー2・2・2フレット明るい

Amコードの指の配置と押さえ方

Amコードをきれいに鳴らすためには、指の置き方がとても大切です。まず人差し指を2弦1フレットに置き、中指を4弦2フレット、薬指を3弦2フレットに乗せてみましょう。指先で弦を押さえるよう意識してください。

また、弦が他の指に触れてしまうと音が詰まることがあります。指を軽く立てて、押さえる弦以外に当たらないようにしましょう。押さえ方の基本を理解できれば、さまざまな練習曲にもすぐ挑戦しやすくなります。

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Amコードをきれいに鳴らすためのコツと練習法

Amコードを練習していて音がうまく出ないと感じる方は多いです。ここでは、きれいな音を鳴らすための具体的なコツや練習法を紹介します。

指をしっかり立てて弦を押さえるポイント

Amコードは、指先で弦を押さえることが大切です。指の腹で押さえてしまうと、他の弦に触れてしまい、音が詰まる原因になります。指先を弦に対して垂直に近い角度で立てるイメージを持つようにしましょう。

また、指を立てることで手首に余裕ができ、コードチェンジもしやすくなります。最初は違和感があるかもしれませんが、ゆっくりとした動作で押さえる練習を続けると、徐々に慣れてきます。

フレットの近くを意識して押さえる理由

弦を押さえるときは、フレット(金属の仕切り)のすぐ隣、フレット寄りの場所を意識しましょう。フレットの遠くで押さえると、音がビリついたり、きれいに鳴らなかったりします。

フレットのすぐそばで押さえると、少ない力でもしっかりとした音が出しやすくなります。指がフレットの間にしっかり収まるよう、鏡やスマートフォンのカメラで手元を確認しながら練習するのも効果的です。

6弦を親指でミュートするテクニック

Amコードを演奏するとき、6弦(いちばん太い弦)は鳴らさないのが基本です。しかし、ストローク練習などで6弦がうっかり鳴ってしまうこともあります。そこで、左手の親指を軽く6弦に触れ、音が出ないようにミュートするテクニックを覚えておくと便利です。

親指をネックの裏から少しだけ出して6弦に軽く触れるだけで、弦が振動しなくなります。最初は違和感がありますが、練習を重ねるうちに自然とできるようになるので、少しずつ取り入れましょう。

よく使われるAmコードのバリエーションと応用フォーム

Amコードには、押さえ方や響きを変えたバリエーションがいくつかあります。曲に合わせて使い分けることで、演奏の幅が広がっていきます。

ローコードとハイコードそれぞれの押さえ方

Amコードには「ローコード」と「ハイコード」という2つの主要な押さえ方があります。ローコードは開放弦を使った一般的な形で、初心者向きです。一方、ハイコードは指で複数の弦をまとめて押さえるバレー奏法を使って、指板の高い場所で形を作ります。

ローコードは音が柔らかく、ハイコードは音が太く力強い印象になります。演奏する曲や伴奏の雰囲気によって使い分けられるよう、両方のフォームに慣れておくと便利です。

トライアドを使った簡単なAmコードの形

トライアドとは「3つの音」だけで構成する和音のことです。ギターでもAmコードのトライアドフォームを使うと、コードチェンジが素早くできたり、音のニュアンスを変えたりできます。

たとえば5弦7フレット、4弦5フレット、3弦5フレットを使ったトライアドフォームは、簡単で使いやすい形です。このフォームは音がクリアに響くので、アルペジオやリードプレイにもよく合います。無理なく押さえやすい位置を探してみましょう。

Amコードを活用した分数コードやAm7の押さえ方

Amコードの応用として、Am7や分数コード(Am/Gなど)もよく使われます。Am7はAmコードの形から薬指を離して1弦を開放にするだけで、より柔らかくおしゃれな響きになります。

また、分数コードはAmのベース音をほかの音に変えることで独特の雰囲気になります。Am/Gなら親指で6弦3フレットを押さえる方法があります。下記の表に簡単な押さえ方をまとめました。

コード特徴押さえ方のポイント
Am標準形基本の押さえ方
Am7やわらかい響き薬指を外して1弦は開放
Am/Gベース音が変化親指で6弦3フレットをミュートしつつ押さえる

Amコードがうまく押さえられないときの対処法

Amコードで音が詰まったり、うまく響かなかったりすることはよくあります。そんな時に見直したいポイントや練習方法をまとめました。

音がきれいに出ない原因と改善ポイント

Amコードがきれいに鳴らない原因は、指がしっかり弦を押さえられていない、指が他の弦に触れてしまっている、力加減が足りないなどさまざまです。自分の手元をじっくり観察してみましょう。

改善するには、1本ずつ弦を鳴らしてチェックし、問題のある指や弦を特定します。力を入れすぎて手が疲れている場合は、一度手を休めてリラックスするのも大切です。焦らずゆっくりと正しいフォームを確認しながら練習してみてください。

初心者におすすめの練習方法

Amコードの押さえ方に慣れるためには、短時間でも毎日練習することが効果的です。まずは押さえた状態で1本ずつ弦を鳴らして、すべての音がクリアに出ているか確認しましょう。

また、AメジャーやEマイナーなど、よく使うコードとのチェンジ練習も取り入れると、指の動きがスムーズになります。少しずつテンポを上げていくと、自然と押さえ方が身についていきます。

よくある失敗例とその解消法

初心者がよく陥る失敗例には、指が寝てしまって隣の弦に触れて音が出ないケースや、フレットから指が離れすぎて音がビリつくケースがあります。また、力を入れすぎて手がすぐ疲れてしまうこともあります。

これらを解消するには、「指を立てる」「フレットの近くを押さえる」「力を抜いてリラックスする」という3つのポイントを意識しましょう。自分の押さえ方をスマートフォンなどで録画して見直すのもおすすめです。

まとめ:Amコードをマスターしてギター演奏をもっと楽しもう

Amコードはギターの上達に欠かせない基礎のひとつです。正しい押さえ方やコツを身につけることで、さまざまな曲や演奏スタイルにチャレンジできるようになります。

焦らずゆっくりと練習を重ねれば、必ずきれいな音が出せるようになります。Amコードをしっかりマスターして、ギター演奏の幅を広げてみてください。

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この記事を書いた人

4歳でピアノを始め、大学ではキーボード担当としてバンド活動に没頭。社会人バンドも経験し、長年「音を楽しむ」スタンスで音楽と向き合ってきました。これから楽器を始めたい人や、バンドに挑戦してみたい人に向けて、音楽の楽しさを発信しています。

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