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チューニングは合ってるのに音が変に聞こえる?まず試すべき簡単チェックと対処法

ギターをチューニングしても「なんか変だ」と感じることはよくあります。音程が合っている表示が出ているのに、音がビビる、伸びない、違和感があると困りますよね。まずは焦らず順番に簡単な点検をしていけば、多くの原因は自分で見つけられます。これから紹介するチェック項目を順に試して、早めに原因を絞っていきましょう。

目次

ギターのチューニングをしても音がおかしいと感じたらまずこれを試す

ギターの音が違和感あるときは、順序立てて確認するのが近道です。まずはチューナーや弦、ナット周りなど基本的な部分をチェックして、問題の切り分けをしていきます。簡単な確認で直る場合も多いので、落ち着いて一つずつ試してください。

チューナーの表示をもう一度確認する

チューナーは正しく使わないと誤差が出ます。まずチューナーのモード(クロマチック、ギターなど)を確認し、基準ピッチが440Hzになっているかも確認してください。変則チューニングのままになっていることもあるので気をつけましょう。

メトロノームやアプリのチューナーは環境ノイズの影響を受けやすいので、静かな場所で計測することをおすすめします。クリップ型チューナーは振動で測るため、アンプ接続のエレキではボディを通した計測が安定します。

チューニング表示が安定しないときは、弦を軽く弾き続けながら表示が落ち着くまで待ちます。表示に小刻みな揺れがある場合は、別のチューナーやアプリで再確認すると誤差を減らせます。

開放弦と1フレットを比べる

チューニングが正しくても、開放弦とフレットの音程がずれていることがあります。まず開放弦をチューニングした後、同じ弦の1フレットを押さえて音を出し、チューナーで比較してください。差がある場合はオクターブやサドルの問題が疑われます。

弦を押さえたときに高くなる傾向があるなら、サドルやナットで弦の働きが適切でない可能性があります。低くなる場合は弦のテンションやフレット位置の問題が考えられます。違和感が小さければ微調整で対応できますが、明らかなズレがあるときは次のチェックも行いましょう。

弦の状態を目で確認する

弦は見た目でかなりの情報がわかります。錆び、汚れ、巻線のほつれ、変色などがないかを確認してください。特に低音弦の巻線が傷んでいると、倍音や張りが失われて違和感につながります。

弦の汚れは指先からの皮脂や汗で進行します。長期間交換していない弦は音がこもりやすく、チューナーの表示は合っても実際の響きが悪く感じられます。見た目で劣化がある場合は交換を検討してください。

張りたての弦はしっかり伸ばす

新しい弦を張った直後は伸びが残っており、頻繁にチューニングがずれます。張りたての弦は指で軽く引っ張って伸ばし、数回のチューニングと演奏で安定させてください。

特に安価な弦や太めのゲージは初期伸びが大きめです。弦を張ったらチューナーで基準に合わせ、数分ごとに再チェックして落ち着くのを待つとよいでしょう。安定するまで数時間から数日かかることもあります。

ナットやサドルの引っかかりを確認する

弦がナット溝やサドルに引っかかっていると、チューニングの微調整が正しく反映されません。開放弦でビビリや引っかかりがある場合は、弦を軽く指で動かして引っかかりの有無を確かめてください。

ナット溝に汚れや潤滑不足があると弦が戻らずピッチがずれることがあります。鉛筆の芯や専用潤滑剤で溝を滑らかにする手入れで改善する場合がありますが、深刻な摩耗があると専門家による加工が必要です。

アンプやエフェクトを切って生音で確かめる

エレキギターの場合、アンプやエフェクトの設定で音が変に聞こえることがあります。まずアンプとエフェクトはオフにしてピックで弾いた生音を確認してください。生音で問題がなければ、アンプ側のEQや歪み、ノイズゲートなどを見直すとよいです。

逆に生音でも違和感があるなら、ギター本体に原因がある可能性が高くなります。プラグやケーブルの接触不良もノイズや音色の劣化を招くため、ケーブル交換でチェックすることも忘れずに行ってください。

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なぜチューニングが合っているのに音が変に聞こえるのか

チューニング表示が正しくても、音の響きや倍音が期待と違うことがあります。その背景には物理的な摩耗や構造的なズレ、温度など外部要因が絡んでいることが多いです。ここでは代表的な原因を分かりやすく説明します。

弦の経年劣化や伸びによるずれ

弦は使用や時間で金属疲労や腐食が進み、音の立ち上がりや倍音が変化します。劣化した弦は高音成分が抜けてこもった音になりやすく、チューナーでは基準に見えても耳には違和感が出ます。長く使った弦は定期的に交換するのが良いでしょう。

また、弦は温度や湿度で微妙に伸縮します。特に急激な気温変化がある季節や屋外での演奏後は音程がずれやすく感じます。日常的なメンテナンスで安定性を保つことが大事です。

ナット溝の摩耗や汚れ

弦が接するナット溝が摩耗すると弦の高さや位置がずれ、開放弦とフレットの音差が出やすくなります。溝の汚れや錆も引っかかりの原因になります。

軽度の汚れは清掃や潤滑で改善しますが、溝が深く摩耗している場合はナット交換や溝の調整が必要になります。プロのチェックを受ける目安になります。

サドルやブリッジの位置ズレ

サドルやブリッジの微妙な位置ズレはオクターブの狂いを生みます。特に弦の振動長が正確でないと、フレット上での音程が理想とずれてしまいます。

固定式ブリッジでもネジやねじれで位置がわずかに変わることがあるので、定期的な点検が必要です。調整が難しい場合は専門の用具や技術が求められます。

ネックの反りやトラスロッドの狂い

ネックの反りは弦高やビビリに直結します。気温や湿度、張力の変化でわずかに反るだけで演奏感が変わることがあります。

トラスロッドはネックの反りを調整する部品ですが、安易に強く回すと逆に悪化することがあります。少しの調整なら自分でできますが、大きな変化がある場合は専門家に任せると安全です。

フレットのすり減りと高さの不揃い

フレットがすり減ると弦を押さえたときの接点が変わり、正しいピッチが出にくくなります。特に使用頻度の高いフレットに深い溝があると、音がビビったり不安定になったりします。

フレットの摩耗は見た目や指で触れて分かることが多く、削り直しや打ち替えが必要になるケースがあります。放置すると弾きにくさが増すため早めに対処したほうがよいです。

すぐできるチェックと簡単な直し方

自宅で比較的簡単にできる点検や調整を紹介します。道具がなくても試せるものから、簡単な工具で済む作業までを順に説明します。大がかりな作業は専門家に任せる判断基準も示します。

オクターブチューニングの合わせ方

オクターブ調整はサドル位置を微調整して、12フレットの音が開放弦の1オクターブ上と一致するようにする作業です。チューナーで開放弦を合わせ、12フレットを押さえて表示が同じになるようにサドルを前後に動かします。

アコースティックはサドルを少し削ったり移動する必要がありますが、エレキはサドルのネジで位置調整できます。少しずつ動かして、チューナーで確認を繰り返してください。動かしすぎると逆方向にずれるので注意が必要です。

別のチューナーで再確認する

チューナー自体が原因のこともあるので、別の機器やアプリで再度測ってみてください。クリップ型、ペダル型、スマホアプリそれぞれ特性が違います。複数で測ると誤差の有無がはっきりします。

また静かな環境で測ること、基準ピッチが同じ設定か確認することも重要です。表示が一致すればチューナーの問題は少ないと判断できます。

弦交換の基本手順

弦交換は音質改善に直結します。まず古い弦を外し、ナット溝やブリッジ周りを掃除します。新しい弦は規定のゲージを使い、巻き方は巻きすぎないように注意して複数巻きにするのが安定します。

張った後は弦を軽く引っ張って初期伸びを取ってからチューニングします。全弦交換する際は1本ずつ交換する方法と一気に外して交換する方法がありますが、ネック反りが気になる場合は注意して作業してください。

ナット溝の簡易チェック

ナット溝が深すぎたり浅すぎたりすると音程に影響が出ます。開放弦を押さえずに1フレットと開放弦の差を見て、明らかなズレがあればナット溝に問題があります。軽い引っかかりは爪楊枝や綿棒で清掃し、鉛筆の芯を擦り込んで潤滑する方法もあります。

深刻な摩耗や溝形状の不具合はナットの交換やリフィルが必要になるため、その場合は工房に相談しましょう。

弦の巻き方とテンションの見直し

弦の巻き方が不適切だと、弦滑りや音程の不安定さが生まれます。弦はチューニングポストに対してまとまって巻き、巻き数は6〜8回程度が目安です。巻き始めをきつくしすぎると切れやすくなります。

テンションは弦ゲージと演奏スタイルで調整してください。柔らかすぎるとビビリやフレットタッチの不安定さが増し、硬すぎると演奏が疲れるのでバランスを意識しましょう。

屋外や温度差での対処法

屋外で演奏する場合や季節の変わり目は、温度や湿度差でチューニングが狂いやすくなります。演奏前に短時間で再チューニングを行い、演奏中もこまめにチェックすることが大切です。

ケースに入れて移動する、演奏前に楽器を十分慣らす、湿度管理を行うなどの対策で急変を緩和できます。特に極端な環境では弦やネックに負担がかかるため注意してください。

修理や専門家に頼むべき兆候

自分でできる範囲を超える問題は早めに専門家に相談したほうが安心です。ここでは修理を検討するべき具体的な兆候を挙げます。症状が明らかに深刻な場合はプロの診断を受けてください。

オクターブ調整で改善しない

オクターブ調整を行っても12フレットの音と開放弦が合わない場合、サドル形状やブリッジ、ネック側の問題があることが多いです。調整だけで直らなければ工房で詳しく診てもらう必要があります。

ネックに大きな反りやねじれがある

ネックの反りやねじれが大きいと指板の状態やトラスロッドだけでは対応できないことがあります。見た目で大きく曲がっている、フレットに不自然な高低差がある場合は専門家による修正が必要です。

フレットに深い溝や凹みがある

フレットの摩耗が深いと打ち替えやすり合わせが必要になります。浅い摩耗は研磨で対応できますが、深い溝や凹みは交換が必要なことが多く、専門のリペアショップで判断してもらいましょう。

ナットやサドルが欠けている

ナットやサドルに欠けやひびがあると弦の定位置が保てず音が安定しません。自分で補修する方法もありますが、見た目に欠損がある場合は新品交換を含めた修理をおすすめします。

電気系の異常ノイズや出力低下がある

エレキの場合、配線の接触不良やジャックのガタ、ポットのガリ音などが音質に影響します。接触の清掃で直ることもありますが、ノイズや出力低下が続く場合は配線修理やパーツ交換を専門家に依頼してください。

短時間で音を整えるためのチェックリスト

  • チューナーのモードと基準ピッチを確認
  • 別のチューナーで再確認
  • 開放弦と1フレット、12フレットを比較
  • 弦の目視チェック(錆、ほつれ)
  • 張りたてならしっかり伸ばす
  • ナット溝やサドルの引っかかり確認
  • アンプ・エフェクトを切って生音を確認
  • ケーブルとプラグの接触チェック
  • 弦の巻き方とテンションを見直す
  • 屋外や温度差に注意しこまめにチューニング

この順で点検すれば、短時間で原因が分かることが多いです。自分で対応できないと感じたら、早めにリペアショップへ相談してください。

幅広く使い勝手の良い音、バランスの良い弾き心地を追求した初心者用のエレキギターセット。
色も豊富!まずは音を鳴らしてエレキギターを楽しもう!

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この記事を書いた人

4歳でピアノを始め、大学ではキーボード担当としてバンド活動に没頭。社会人バンドも経験し、長年「音を楽しむ」スタンスで音楽と向き合ってきました。これから楽器を始めたい人や、バンドに挑戦してみたい人に向けて、音楽の楽しさを発信しています。

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