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アコギ初心者がまずやることはこれ!最短で曲を弾ける優先リスト

アコースティックギターをこれから始める人向けに、最短で曲が弾けるようになるためのポイントをまとめました。必要な道具や選び方、毎日の練習メニュー、つまずいたときの対処法までをわかりやすく解説します。迷いやすい点を整理して、無理なく続けられる進め方をお伝えしますので、自分のペースで取り組んでください。

目次

アコギを始める初心者がやること 最短で曲を弾ける優先リスト

まず最初に覚えるべきことを優先順に並べます。チューニング、開放弦の確認、簡単なコード習得、ゆっくりしたコードチェンジ、基本ストローク、短い曲での実践です。順番にこなすことで無駄なく上達できます。

最初は「正しい音で弾くこと」「リズムを感じること」を重視してください。チューナーで調律する習慣をつけ、開放弦で音の違いを聞き分ける練習をします。次にCやG、Amなどの簡単なコードを覚えて、スローなテンポでコードチェンジの練習をします。

ストロークはシンプルなダウン・アップから始めるとリズム感がつかみやすいです。短いフレーズや曲を選んで、テンポを落として練習すると挫折しにくく成果を実感しやすくなります。これらを繰り返すことで、短期間で一曲を通して弾けるようになります。

まずチューニングを覚える

チューニングは毎回最初に行う基本作業です。合っていないと正しい音感やコードの響きを学べないので、チューナーを使って正確に合わせる習慣をつけましょう。クリップ式やアプリどちらでも構いませんが、視覚的に確認できるものが初心者には分かりやすいです。

チューニングの方法は、まず6弦(低い方)から順に合わせるのが一般的です。チューナーの表示が中央に来るまでペグを回して調整します。合わせた後に軽く弦を弾いて微調整することで安定します。温度や湿度で音が変わることもあるので、弾く前に毎回確認する癖をつけてください。

耳を鍛えたい場合は、チューナーを使った後に音を覚えておき、次はチューナーなしで合わせてみる練習も有効です。最初は少し時間がかかりますが、毎回丁寧に行うことで手早くできるようになります。

開放弦で音を確認する

開放弦はギターの基本音を確認する良い方法です。チューニングが合っているか、弦の状態に問題がないかをチェックするために、各弦を単独で弾いて音を聞き分けてください。音が濁っていないか、ひび割れたような音がしないかを意識します。

弦を弾くときは指やピックでしっかりと弦を弾き、音が安定するように弾き方を工夫します。ナットやサドルの位置や弦高の影響で音が変わることもあるため、違和感があれば楽器店で相談すると早く改善できます。

また開放弦の音を確認する習慣は、指の位置や力の入れ方を整えるのにも役立ちます。正しい弦の弾き方を意識しながら、各弦の音色の違いを覚えておくとコードやフレーズの学習がスムーズになります。

簡単なコードから覚える

最初に覚えると良いコードはC、G、Am、Em、Dなどの基本コードです。これらは多くの曲で使われるため、早く身につけると演奏できる曲の幅が広がります。指の形は無理のないポジションから練習してください。

押さえるときは、指先の腹ではなく爪の手前の部分で弦を押さえると音がクリアになります。弦をしっかり押さえつつ、隣の弦に触ってしまわないよう指の角度にも気を配りましょう。最初は力が入りすぎたり位置がズレたりしますが、少しずつ正しい位置に近づきます。

コードの練習は一つずつ確実に押さえることを優先し、無理にスピードを出そうとしないでください。簡単なコード進行を繰り返し弾くことで、手の形が自然に覚えられます。

ゆっくりコードチェンジを練習する

コードチェンジはゆっくり確実に行うことでスムーズになります。最初から速く切り替えようとするとミスが増えるため、テンポを落として指の移動を丁寧に確認しながら練習してください。メトロノームを使うとリズムを崩さずに練習できます。

チェンジの時は次のコードの形を先に作り、押さえ替えの動作を最小限にすることを意識します。指の位置や使う指を決めておくと無駄な動きが減ります。たとえばG→Cのチェンジは、共通の指や近い場所を基準にすると早くなります。

日々少しずつテンポを上げていくと、自然に速く正確に移動できるようになります。焦らず継続することが上達の近道です。

基本のストロークを身につける

ストロークの基本はダウンストロークとアップストロークの組み合わせです。最初はダウンだけ、次にダウンとアップを交互に、最後にアクセントや休符を入れる練習に進めます。リズムを意識しながら手首の動きを滑らかにすることが大切です。

ピックを使う場合は力を入れすぎず、持ち方を安定させる練習をしてください。手の振幅を小さくしても十分な音を出せます。右手(弾き手)がリズムの要なので、メトロノームを使って一定のテンポで弾く習慣をつけると良いです。

ストロークのパターンをいくつか覚えると、曲の雰囲気に合わせて使い分けられます。まずはシンプルなパターンを確実に弾けるようにしましょう。

短い曲で練習して慣れる

練習曲はフレーズが短いものを選ぶと継続しやすくなります。イントロやサビなど短い部分だけを繰り返して弾くことで、達成感を得やすく、モチベーションが続きます。好きな曲の一部を選ぶと楽しんで練習できます。

テンポを落として確実に弾けるようになったら、少しずつテンポを上げて通して弾いてみてください。録音して聞き返すと改善点が見つかりやすくなります。短い成功体験を積み重ねることで、次第に曲全体を弾けるようになります。

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始めに揃えるものと選び方

最初に揃えるものは、ギター本体、弦、ピック、チューナー、カポ、ストラップ、譜面台などです。無駄な出費を抑えつつ、弾きやすさを重視して選ぶと良いでしょう。レンタルや中古も選択肢になります。

ギター購入時は試し弾きで抱えやすさや音の好みを確かめてください。弦高やネックの感じが合わないと続けにくくなるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。必要なアイテムは徐々に揃えていって問題ありません。

アコギの種類を簡単に知る

アコースティックギターにはドレッドノート、フォーク、コンサート、パーラーなどの形があります。形によって音の鳴り方や抱えやすさが変わります。一般的にはドレッドノートが音量豊かで、フォークやコンサートは抱えやすいサイズです。

エレアコ(ピックアップ付き)もあり、ライブで使う予定がある場合は便利です。初心者はまずは弾きやすさと予算を基準に、店頭で試奏して決めると失敗が少ないです。外観やブランドだけでなく、弾き心地を重視しましょう。

サイズと抱えやすさを確認

ギターのサイズは演奏のしやすさに直結します。身長や腕の長さに合わせて選ぶと練習が楽になります。小さめのサイズは子どもや体格の小さい人に向いていますし、標準サイズが一般的な成人に合いやすいです。

楽器店で実際に抱えてみて、ネックの太さやボディのフィット感を確かめてください。長時間練習すると違和感が分かりやすくなるので、短時間だけでなく少し弾かせてもらうと良いでしょう。

弦とピックの基本を揃える

弦は素材やゲージ(太さ)で弾き心地と音色が変わります。初心者にはライトゲージ(細め)のナイロン弦やスチール弦がおすすめです。指が痛いと感じる場合は細めの弦から始めると負担が減ります。

ピックは厚さで音の出方が変わります。薄めはストロークがやわらかく、厚めは音がしっかり出ます。いくつか種類を試して自分に合うものを見つけてください。ケースや替え弦も用意しておくと安心です。

チューナーとカポの選び方

チューナーはクリップ式かアプリが便利です。クリップ式は安定して合わせやすく、周囲がうるさい場所でも役立ちます。アプリは手軽に使えてコストがかかりませんが、精度が機種により変わることがあります。

カポはキーを簡単に変えられる便利アイテムです。クリップ式やネジ式など種類がありますが、ネックや弦を傷めないものを選んでください。軽くて取り付け外しがしやすいものが使いやすいです。

予算の目安と購入方法

初心者向けのアコギは3万円前後から選べます。5万円前後になると品質や演奏性が向上します。高価なものは長く使う場合に向いていますが、最初は中価格帯で十分楽しめます。付属品や保証も確認してください。

楽器店で買うと試奏や調整ができるので安心ですが、オンラインでも評判やレビューを参考に選べば問題ありません。調整が必要な場合は購入後に店でセッティングを依頼すると快適に弾けます。

レンタルや中古を検討する

レンタルは短期間試してみたい人に向いています。初期費用を抑えられ、どのタイプが合うか確認できます。中古は予算を抑えつつ良い品質のものが見つかることがありますが、状態確認が重要です。

中古購入時はネックの反りや弦高、フレットの摩耗をチェックしてください。信頼できるショップでの購入や現物確認をおすすめします。レンタル後に気に入れば購入を検討しても良いでしょう。

練習の順番と毎日のメニュー

効率よく上達するには毎日の短時間練習を組み合わせることが有効です。ウォームアップ、指の運動、開放弦でのリズム練習、基本コード、コードチェンジ、ストローク、アルペジオ、曲の部分練習を一通り行いましょう。

大切なのは短くても毎日続けることです。15〜30分でも継続すれば上達します。メトロノームや録音を活用して進歩を確認すると効果的です。

短いウォームアップを取り入れる

練習前に手首や肩を軽くほぐすと怪我の予防になります。指のストレッチや軽いピッキングで音を出す程度の短いウォームアップを行いましょう。血流を促し、動きがスムーズになります。

ウォームアップは5分程度で十分です。無理に力を入れず、リラックスして行うことがポイントです。毎日の習慣にすると練習効率が上がります。

指の運動で可動域を広げる

指の独立性を高める運動を取り入れてください。1弦から4弦を順に押さえて上下に移動する練習や、指を順番に動かすトレーニングが有効です。ゆっくり確実に行うことで効果が出ます。

指の運動は怪我のない範囲で行い、痛みが出たら中止してください。短時間でも継続することで指の反応が良くなります。

開放弦でリズムを取る練習

開放弦を使ってダウン・アップのリズム練習を行います。特定のリズムパターンを一定のテンポで繰り返し、右手の動きを安定させましょう。メトロノームでテンポを管理すると効果的です。

リズムが安定してきたら、左右の手を合わせて簡単なコードで同じパターンを繰り返します。リズム感が育つと曲に合わせやすくなります。

C G Amなどの基本コードを覚える

基本コードは毎日のメニューに組み込みます。ひとつずつ確実に押さえ、音をきれいに鳴らすことを目標にしてください。短時間で複数のコードを繰り返すことで手の形が定着します。

コードを覚えるときは指の置き方や角度を意識し、雑な押さえ方をしないようにしましょう。正しく鳴るまで繰り返すことが上達につながります。

コードチェンジを分けて練習する

コードチェンジは全体を通して練習するのではなく、難しい箇所を切り出して繰り返すと効率的です。変えやすい組み合わせと変えにくい組み合わせを分けて練習してください。

短いフレーズ単位で練習を重ね、徐々にテンポを上げていくとスムーズになります。無理に速くしないことが重要です。

基本のストロークパターンを覚える

最初のうちはダウン・ダウンアップなどシンプルなパターンから覚えます。リズムの中でアクセントや休符を意識すると表現の幅が広がります。右手の動きを安定させることが大切です。

色々なパターンを試し、自分の好きなものをいくつか持っておくと曲に対応しやすくなります。

簡単なアルペジオを練習する

アルペジオは和音を分解して弾く練習です。親指と人差し指・中指の連携を意識して、一定の順序で弦を弾く練習を行います。ゆっくりから始めてテンポを上げていきましょう。

アルペジオは曲の雰囲気を作るのに役立ちます。初めは単純なパターンから取り入れると取り組みやすいです。

曲をフレーズごとに分けて練習する

曲全体を一気に練習するより、短いフレーズに分けて集中して練習する方法が効果的です。難しい部分だけを繰り返し練習し、最後に通して合わせると達成感が得られます。

録音して客観的に聞くと改善点が見えやすくなります。少しずつつなげていくと曲全体を弾けるようになります。

つまずいたときの対処と続ける工夫

つまずいたときは原因を整理して小さな改善を重ねることが大切です。指先の痛みやバレーコードの壁、モチベーション低下などは誰でも経験します。対処法や続ける工夫をいくつか持っておくと挫折しにくくなります。

人それぞれのペースで進めることが長続きの秘訣です。無理をせず休む日を作ることも必要です。

指先の痛みを和らげる方法

弦を押さえる指先の痛みは最初のうちは避けられません。練習時間を分けて短くし、徐々に慣らしていくと痛みは和らぎます。弦を少し細めにすることや、柔らかめの指板を選ぶのも手です。

練習後に手を休めたり、保湿クリームで指先をケアすることも効果があります。痛みが強い場合は無理をせず休息をとり、回復を待ってから再開してください。

バレーコードの練習法

バレーコードは力の入れ方と指の角度がポイントです。最初は完全に押さえようとせず、まずは部分的に押さえて徐々に範囲を広げていきます。指を斜めに使うなど角度を調整すると鳴りやすくなります。

平らな指板の位置を探す、ネック側に体重をかけて支えるなどの工夫で押さえやすくなります。短時間ずつ繰り返して筋力と指の配置を整えましょう。

コードを覚えやすくする工夫

コードを覚えるには同じ指使いを繰り返すことが大切です。カードやスマホのメモにコード図を貼って隙間時間に確認するのも効果的です。手の形を意識したイメージトレーニングも助けになります。

よく使うコード進行を丸ごと覚えると、個別のコードより早く慣れます。好きな曲の進行を練習素材にすると続けやすくなります。

練習時間を無理なく確保する

毎日まとまった時間が取れない場合は、短時間を数回に分けて練習すると効果的です。たとえば朝の5分、昼の10分、夜の10分といった具合に分散させると継続しやすくなります。

予定に組み込んで習慣化すると忘れにくくなります。達成しやすい目標設定で続ける工夫をしてください。

目標を小さく分けて進める

大きな目標は分割して小さなゴールにすると進めやすくなります。今日はコードを1つ覚える、明日はコードチェンジを3回繰り返すといった具体的なステップにすると達成感が得られます。

小さな成功体験を積み重ねることでモチベーションが保ちやすくなります。無理のない範囲で進めてください。

モチベーションを保つ方法

好きな曲を練習曲にする、仲間と一緒に練習する、習ったことを録音して成長を確認するなどが効果的です。プレッシャーにならない程度に目標を設定し、楽しみながら続けられる環境を作ることが大切です。

定期的に新しい曲や技術にチャレンジして変化をつけると飽きにくくなります。

動画やアプリで学ぶ活用法

動画や学習アプリは視覚的に動きを確認でき、テンポ調整やループ再生ができる点が便利です。無料のチュートリアル動画や有料のレッスンを用途に合わせて使い分けてください。

ただし情報が多すぎると混乱することがあるため、信頼できる教材を絞って活用すると効果が高くなります。

教室や講師を選ぶポイント

教室や講師を選ぶときは、自分の目的や学びたいスタイルに合っているかを確認してください。体験レッスンで指導法や相性を確かめ、指導内容や料金体系を比較して決めると安心です。

教室によってはグループレッスンで仲間と学べるメリットもあります。継続しやすい環境を優先して選んでください。

今日から始めるアコギ初心者チェックリスト

  • チューナーを準備して毎回チューニングする
  • 開放弦で音を確認する習慣をつける
  • C、G、Am、Em、Dなど基本コードを覚える
  • ゆっくりコードチェンジを練習する
  • 基本ストロークを一つ習得する
  • 短い曲を選んで部分練習を繰り返す
  • 弦とピック、予備の弦、クリップ式チューナーを用意する
  • 毎日短時間でも練習を継続する

これらを順にこなしていくことで、無理なく一曲を弾けるようになります。まずは一歩踏み出して、続けやすいペースで楽しんでください。

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この記事を書いた人

4歳でピアノを始め、大学ではキーボード担当としてバンド活動に没頭。社会人バンドも経験し、長年「音を楽しむ」スタンスで音楽と向き合ってきました。これから楽器を始めたい人や、バンドに挑戦してみたい人に向けて、音楽の楽しさを発信しています。

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