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ベースの形と種類を徹底比較!自分に合うモデルの選び方とブランドも紹介

目次

ベースの形と種類を理解しよう

ベースにはさまざまな形や種類があり、音楽ジャンルや演奏スタイルによって選び方が変わります。まずは基本の形や種類から理解していきましょう。

定番のエレキベース形状の特徴

エレキベースは現代のバンドサウンドに欠かせない楽器で、最も多く見かけるタイプです。基本的な形状としては、ストラトキャスターに似た流線型のボディや、少し角ばったデザインなどがあります。こうした形状は、立っても座っても持ちやすく、演奏時の安定感を重視して設計されています。

また、エレキベースにはボディの厚みやネックの長さ、重さなど、それぞれに細かな違いがあります。楽器の形によって、演奏時の疲れにくさや、手の位置の自由度が変わるため、自分の体格や手の大きさに合ったものを選ぶことが重要です。

アコースティックベースやウッドベースの違い

アコースティックベースは、木製の空洞(ボディ)が共鳴して音を出す構造になっています。アンプを通さなくてもある程度音が出るので、小さなセッションやアコースティックな雰囲気の演奏に適しています。一方、ウッドベース(コントラバス)はクラシックやジャズで定番の大型のベースです。弓で弾くこともあり、深みのある柔らかい音が特徴です。

両者は見た目も音色も大きく違い、ウッドベースは立って演奏することが一般的で、アコースティックベースはギターのように肩にかけて弾くスタイルです。演奏スタイルやジャンルによって使い分けると、より自分の音楽に合ったサウンドを得ることができます。

ユニークな変形ベースとその魅力

変形ベースとは、一般的なベースの形状とは異なる個性的なデザインを持つモデルのことです。よくある例としては、Vシェイプやエクスプローラータイプ、さらには丸みを帯びた独特なボディなどがあります。こうしたベースは見た目のインパクトが強く、ライブやステージで注目を集めやすい点が魅力です。

しかし、変形ベースはルックスだけでなく、持ちやすさや演奏時のバランスにも工夫が凝らされています。バンドのイメージや自分らしいスタイルをアピールしたい場合には、こうした変形ベースを選ぶのもおすすめです。

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人気のベースタイプと代表モデル

ベースにはさまざまなタイプが存在し、それぞれに代表的なモデルや特徴があります。ここでは特に人気の高いベースタイプと、その代表的なモデルについて見ていきましょう。

ジャズベースとプレシジョンベースの違い

ジャズベースとプレシジョンベースは、どちらもベースの定番モデルですが、形状や音の特徴に違いがあります。ジャズベースは細めのネックと、2つのピックアップが特徴で、多彩な音色が出せるため幅広いジャンルで使われています。スラップ奏法(弦を指で弾く奏法)にも向いていて、現代的なサウンドが求められる場面にぴったりです。

対してプレシジョンベースは、太めのネックとシンプルな1つのピックアップが特徴です。やや太くてしっかりした音が出るので、ロックやポップス、パンクなど力強いベースラインが求められるジャンルでよく使われます。どちらも歴史が長く、たくさんのプロベーシストに愛用されています。

多弦ベースやフレットレスベースの特徴

多弦ベースは、一般的な4弦ベースに対して、5弦や6弦など弦の数が多いモデルです。低音だけでなく高音もカバーできるので、幅広い表現が可能となります。特にテクニカルな演奏やソロプレイを重視する人に人気です。

一方、フレットレスベースは、指板にフレット(音を区切る金属)がないベースです。これにより、滑らかな音の移動(グリッサンド)ができ、独特の柔らかい音色が出せます。ジャズやフュージョンなど、繊細なニュアンスを表現したいジャンルに向いています。

サンダーバードやリッケンバッカーなど個性派モデル

サンダーバードやリッケンバッカーは、一般的なベースとひと味違う独特のデザインや音色を持つモデルです。サンダーバードは存在感のあるボディと太い低音が特徴で、ロックやハードロックにぴったりです。

リッケンバッカーはシャープで明るいトーンが魅力で、ビートルズなど有名バンドも愛用してきました。どちらも見た目のインパクトが強く、個性的なサウンドを求める方に人気の高いモデルです。

ベース選びで知っておきたいポイント

ベースを選ぶ際には、形状だけでなく演奏性や音色、ジャンルとの相性などを考慮することが大切です。自分に合った一本を見つけるためのポイントを解説します。

形状による演奏性の違い

ベースの形状は演奏のしやすさに直結します。たとえば、ボディが大きめのモデルは安定感があり、立って弾くときにバランスがとりやすいです。また、ネックが細いベースは手が小さい人でも押さえやすく、初心者にもおすすめです。

反対に、変形ベースやボディが小さいモデルは、持ち運びやすさや見た目の個性を重視したい場合に向いています。実際に構えてみて、自分の体格や手の大きさに合うものを選ぶことが、快適な演奏につながります。

音色やジャンル別おすすめタイプ

ベースの音色や適したジャンルには、次のような傾向があります。

ジャンルおすすめベースタイプ特徴
ロックプレシジョンベース太くて安定した低音
ジャズジャズベース、フレットレス柔らかく表情豊かな音色
ポップスジャズベース明るく抜けの良いサウンド
ハードロックサンダーバードパワフルな重低音

自分がどのジャンルを中心に演奏したいかを考えて選ぶことで、より満足できる一本に出会えるでしょう。

初心者が失敗しないベースの選び方

初心者がベースを選ぶ際には、見た目やブランドだけでなく、持ちやすさや弾きやすさを重視することが大切です。まずは、自分の手にフィットするネック幅や、無理なく持てるボディサイズを選ぶと良いでしょう。

また、重さも重要なポイントです。軽量なベースは長時間の練習でも疲れにくいので、試奏して負担の少ないものを選びましょう。さらに、シンプルなコントロールや操作が分かりやすいモデルから始めることで、上達しやすくなります。

ベースの主要メーカーとブランドの特徴

ベースを購入する際は、メーカーやブランドの特徴も選択の大きなポイントです。ここでは定番から個性的なブランドまで、特徴をまとめて紹介します。

FenderやGibsonなど定番ブランド

Fender(フェンダー)は、ジャズベースやプレシジョンベースを開発したことで知られ、幅広いジャンルに対応するスタンダードな音色が特徴です。シンプルで扱いやすい設計が多く、初心者からプロまで幅広く支持されています。

Gibson(ギブソン)はサンダーバードシリーズが有名で、重厚感のあるサウンドが特徴です。ロックやハードロックを好む方には特に人気があります。どちらも長い歴史があり、信頼性と安定した品質を持つ老舗ブランドです。

YamahaやIbanezなど国産メーカー

Yamaha(ヤマハ)は、日本を代表する総合楽器メーカーで、価格帯やデザイン、品質のバランスが優れています。初心者向けから上級者まで豊富なラインナップがあり、入門用として選ばれることも多いです。

Ibanez(アイバニーズ)は、テクニカルなプレイに適したモデルや、革新的なデザインが特徴のブランドです。細めのネックや多弦ベースが充実しており、ロックやメタルなど幅広いジャンルで活躍しています。いずれも品質管理が行き届いていて、コストパフォーマンスが高い点が魅力です。

ヘフナーやミュージックマンなど海外メーカー

ヘフナーは、ビートルズのポール・マッカートニーが愛用したことで有名なバイオリンベースが代表モデルです。独特の丸みを帯びた形状と、あたたかみのある音色が魅力です。

ミュージックマンは、アクティブサーキット(電気的な音作り機能)搭載モデルが多く、現代的でパワフルなサウンドが特徴です。様々なジャンルに対応できるので、プロミュージシャンにも支持されています。

まとめ:ベースの形と選び方を知って自分に合った一本を見つけよう

ベースは形や種類、音色、ブランドなどさまざまな選択肢があります。自分の演奏スタイルや好きなジャンルに合わせて選ぶことが、長く愛用できるベースとの出会いにつながります。

まずは定番モデルから試し、自分に合うポイントを見つけると良いでしょう。使うシーンや好みをイメージしながら、音楽ライフをより楽しくしてくれる一本をじっくり選んでみてください。

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この記事を書いた人

4歳でピアノを始め、大学ではキーボード担当としてバンド活動に没頭。社会人バンドも経験し、長年「音を楽しむ」スタンスで音楽と向き合ってきました。これから楽器を始めたい人や、バンドに挑戦してみたい人に向けて、音楽の楽しさを発信しています。

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