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ライブでよく使われる用語を徹底解説!ライブ初心者が知っておきたいバンドや音楽の用語がすぐわかる

目次

ライブでよく使われる用語の基礎知識

ライブハウスやコンサートに足を運ぶと、独特な用語が飛び交います。まずは現場で混乱しないよう、基礎的な用語を覚えておきましょう。

ライブ初心者が知っておきたいバンド用語

ライブ会場では、一般的な会話であまり使わないバンド用語が多く聞かれます。たとえば「MC」とは曲と曲の間でメンバーが話す時間のことで、観客とのコミュニケーションを深める役割があります。また、「アンコール」は公演後に観客が出演者を再登場させるために行う拍手や声援のことを指します。

他にも「セトリ」は、ライブで演奏される曲順をまとめた「セットリスト」の略語です。バンドメンバー同士やスタッフとのやりとりだけでなく、SNS上でもよく目にします。こうした用語を知っておくことで、現場での会話が理解しやすくなります。

コンサートやフェスで頻出する音楽用語

コンサートや大型フェスでは、出演者や運営のスタッフがよく使う音楽用語があります。「タイムテーブル」は各バンドの出演時間をまとめた表のことで、観客が移動や計画を立てる際に役立ちます。また、「オープニングアクト」はメインのアーティストが登場する前に演奏するバンドやアーティストのことを指します。

「物販」はグッズ販売の略で、Tシャツやタオルなどライブ会場限定の商品を購入できるブースのことです。さらに、「ドリンクチケット」は入場時に配布される飲み物引換券のことで、多くのライブハウスで必要になります。こうした用語を事前に知っておくと、当日の行動がスムーズになります。

楽器演奏者に欠かせないステージ用語

楽器を演奏する人にとって、ステージ上で交わされる用語の理解は重要です。たとえば「チューニング」は、楽器の音程を正しく合わせる作業を指し、演奏前には欠かせません。また「モニター」とは、演奏者が自分や他のメンバーの音を聴くためのスピーカーを意味します。

「フィードバック」は、音響機器の設定ミスなどで発生する「キーン」という不快な音を指します。「ラインチェック」は、各楽器やマイクの音が正しく出ているか確認する作業です。こうしたステージ用語を知っておくと、リハーサルや本番中のトラブルにも落ち着いて対処できるでしょう。

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ステージや音響に関するライブ用語の解説

ライブの舞台裏では、ステージや音響に関する独特な用語がやり取りされています。ここでその意味や使い方を押さえておきましょう。

上手と下手の違いと覚え方

ライブや演劇の現場でよく使われる「上手(かみて)」と「下手(しもて)」は、ステージ上の位置を表す言葉です。上手は客席から見て右側、下手は左側を指します。バンドのメンバーが立ち位置を決める際や、スタッフが機材を搬入する際などによく使われます。

覚え方としては、ステージに立つ演者から見て、「上手」が右、「下手」が左と意識しておくと便利です。演奏中の立ち位置や移動の指示もこの表現で伝えられるため、しっかり覚えておきましょう。

音響機材やPAに関する用語の基本

音響機材や「PA(ピーエー)」と呼ばれる音響担当スタッフに関する用語もよく使われます。PAは「Public Address」の略で、会場内の音響全般を管理する役割です。「メインスピーカー」は客席に向けて音を届ける大きなスピーカーで、「モニタースピーカー」は演奏者が自分の演奏を聴きやすくするためのものです。

「イコライザー」は音質を調整する機材で、低音や高音のバランスを整えます。また「ダイレクトボックス(DI)」は、楽器の音をノイズなくミキサーに送るための変換器です。音響に関する基礎用語を知っておくと、ライブ中の音のトラブルにも冷静に対応できるようになります。

ミキサーやスピーカーなど現場で使う機材用語

ライブ現場には多種多様な機材が並びますが、特に重要なのが「ミキサー」や「スピーカー」です。ミキサーは複数の音(ボーカルや各楽器の音)をまとめてバランスを調整する装置です。これにより全体の音のまとまりを作り出します。

スピーカーには、前述のメインスピーカーとモニタースピーカーのほか、「サブウーファー」と呼ばれる低音専用のものもあります。以下の表に代表的な機材用語を簡単にまとめます。

用語意味役割
ミキサー音のバランスを調整全体の音作り
モニター演奏者用スピーカー自分の音を聴く
サブウーファー低音専用スピーカー臨場感のある低音再生

現場でスタッフと円滑にやりとりしたい場合は、これらの用語を押さえておくと安心です。

ライブやリハーサルで知っておくと便利な用語

ライブやリハーサルの現場では、進行や準備に関する用語が多く使われます。知っておくと当日の流れを理解しやすくなります。

リハーサルでよく使われる言葉の意味

リハーサルでは本番前に演奏や機材のチェックを行うため、さまざまな言葉が飛び交います。「ゲネプロ」は本番と同じ流れで行う最終リハーサルのことで、衣装や照明も本番通り行います。また「サウンドチェック」は、主に音響バランスの調整を目的として各楽器やマイクの音を確認する作業です。

「バランス」とは、全体の音量や各楽器の聞こえ方のバランスを調整することを意味します。スタッフやバンドメンバーが「もう少しバランスをとろう」などと話す場面で耳にする言葉です。リハーサルの流れを知っておくと、当日の準備がスムーズに進みやすくなります。

セットリストや転換など公演進行用語

ライブの進行には「セットリスト」や「転換」といった用語が使われます。セットリストは演奏する曲順を書き出したもので、バンドスタッフや出演者が共有します。「転換」とは、出演バンドが入れ替わる際に機材や配置を変更する作業を指します。

また、「オンタイム」は予定通りの時間に進行すること、「押し」は予定より遅れている状態を示す用語です。ライブを観る側だけでなく、出演者やスタッフとして関わる場合にも知っておくと助かる言葉です。タイムテーブルや進行状況を把握する際に役立ちます。

ファンや観客の間で使われる言葉

ライブ会場では、ファンや観客同士で通じる用語がいくつかあります。たとえば「最前」はステージ最前列のことで、熱心なファンが目指す場所です。また「推し」は特に応援しているメンバーやバンドを意味します。

「参戦」はライブやイベントに参加すること、「神セトリ」は特に内容が充実していたセットリストを称賛する表現です。こうした言葉はSNSや会場内の会話でよく使われるため、知っておくとファン同士の交流がより楽しくなります。

楽器や演奏スタイルにまつわる専門用語

楽器や演奏スタイルに関する用語もライブでは頻繁に使われます。演奏者以外でも知っておくと音楽を違った角度から楽しめます。

ギターやドラムに特有の演奏用語

ギターやドラムには、それぞれ独自の演奏用語があります。ギターでよく使われる「カッティング」は、弦を軽く押さえて歯切れのよい音を出す奏法で、リズミカルな伴奏に欠かせません。ドラムの「フィルイン」は、曲の合間などに入れる装飾的なフレーズを指します。

また、ギターの「アルペジオ」はコードを一音ずつ弾く奏法で、優しい雰囲気の楽曲によく使われます。ドラムの「リムショット」はスティックをリム(ドラムのふち)とヘッド(皮)に同時に当てて鳴らす技法です。こうした用語や奏法を知ることで、演奏を聴く楽しみが一層深まります。

バンド内で使われる役割やポジションの用語

バンドにはそれぞれ役割やポジションがあります。「フロントマン」はバンドの中心的存在で、主にボーカルやリーダーを指します。「リズム隊」はベースとドラムが担い、バンド全体のリズムを支えます。

役割・ポジション担当例特徴
フロントマンボーカルなどバンドの顔、MCも多い
リズム隊ベース・ドラムグルーヴを作る
ギターリストギターメロディやソロも担当

それぞれの役割を理解して聴くことで、バンド内の連携や音作りに注目できるようになります。

楽譜やリズムに関する基本用語

楽譜やリズムにも知っておきたい基本用語があります。「コード」とは複数の音を同時に鳴らす和音のこと、「タブ譜」は主にギター用の楽譜で指の押さえる位置を示します。また「テンポ」は楽曲の速さを示す言葉です。

「ビート」は音楽の拍やリズム感を指し、ロックなら力強いビート、バラードならゆったりとしたビートなどジャンルによって特徴が異なります。リズムや楽譜用語を知ると、楽曲の魅力や演奏の難しさがより理解しやすくなります。

まとめ:ライブ用語を知って音楽をもっと楽しもう

ライブや音楽の現場で使われる用語を押さえておくと、出演者やファン同士の会話がより楽しくなり、現場での不安も減ります。初心者でも知っておきたい言葉から少し専門的なものまで、覚えておくと自信を持ってライブを楽しめるようになるでしょう。

用語が分かることで、音楽の聴き方やライブの過ごし方にも幅が広がります。興味を持った言葉や気になる用語は、ぜひ現場で実際に使ってみてください。音楽やライブの魅力をさらに深く味わえるはずです。

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この記事を書いた人

4歳でピアノを始め、大学ではキーボード担当としてバンド活動に没頭。社会人バンドも経験し、長年「音を楽しむ」スタンスで音楽と向き合ってきました。これから楽器を始めたい人や、バンドに挑戦してみたい人に向けて、音楽の楽しさを発信しています。

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